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予防診療

動物さん達の予防を応援するため

飼い主様のご負担を少しでも軽減できればと、かかりつけの患者様を対象に、お求め易い価格で予防等を受けていただける割引クーポンを春頃にお送りしています。

春の健康チェックもかねて、ご来院ください。
皆様とワンちゃん・猫ちゃんにお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

当院が初めての飼い主様と患者様は、翌春に割引クーポンをお送りしますので、是非お楽しみにしてください。

混合ワクチンについて

混合ワクチンを接種する事で、病気の予防ができます。その他にも、“ペットホテル利用時”“トリミング時” “ペットと泊まれるお宿に宿泊時”などに、一年以内に  接種した混合ワクチンの証明書の提示が求められることがあります。

混合ワクチンは年一回の追加接種が必要です。“去年接種した覚えが・・・”という方はお手元の混合ワクチン証明書をご確認ください。
ワクチン予定日近くにお届けするお知らせハガキをお持ちいただくと、ワクチン代をお値引きいたします。割引券付きのワクチンのお知らせハガキの郵送を希望される方は、スタッフまでお声掛けください。

フィラリア予防について

フィラリア予防は月1回の投与が必要です。

ワンちゃん

ワンちゃん達に人気の、与えやすいチュアブルタイプ(フードタイプ)がおすすめです。
薬の投与が苦手な飼い主の方でも、ストレスを感じることなく投与することができます。

錠剤タイプのお薬もご用意しておりますので、受付でご希望のタイプをお申し付け下さい。
フィラリア予防開始時にはフィラリア検査をお忘れなく!

ねこちゃん

これまで猫ちゃんはフィラリア症には感染しないと考えられていました。理由はワンちゃんのように、検査キットで簡単にフィラリアの感染が調べられない ので、発見が困難なためです。
最近の研究では、地域差もありますが、猫ちゃんの10%前後が感染しているとも報告されています。
(猫白血病の感染率が5%と言われています。)発症すると急激に衰弱し、死に至る為、死因不明の急性死と判断される 事が多い為、実際の感染率はもっと高いと言われています。

ノミ・マダニ予防について

ノミ・マダニはアレルギーや皮膚炎に繋がるだけでなく、SFTS、日本紅斑熱など人に感染する病気も媒介します。愛犬・愛猫はもちろん、自身を守るためにも予防が大事です。

ワンちゃん

ホームセンターなどで扱っているスポットオン製剤の多くは、動物用医薬部外品であるため、効果の低いものや効き目の持続力が弱いものもあります。動物病院のみで処方されるフロントラインプラスならノミやマダニの駆除率は、ほぼ100%。しかも、効果は1カ月持続します。

ノミ・マダニと一緒にフィラリア予防もしたい方はおやつタイプのネクスガードスペクトラがお勧め。月1回、おやつ感覚の投薬で、以下の寄生虫をまとめて予防できます。

  • フィラリア
  • ノミ
  • マダニ
  • 回虫
  • 小回虫
  • 鉤虫

ねこちゃん

一か月に一度首筋につけるだけで、以下寄生虫をまとめて予防できるレボリューションプラスがお勧め。
スポットタイプのお薬の為、飲み薬が苦手な猫ちゃんでも簡単に予防することができます。

  • フィラリア
  • ノミ
  • 耳ダニ
  • 回虫
  • 小回虫
  • マダニ

犬の登録と狂犬病予防接種について

登録・注射は動物病院でも可能です!

狂犬病予防法では、“犬の所有者は、犬を取得した日から30日以内に、その犬の所在地を管轄する市町村に登録の申請をし、鑑札の交付を受けなければならない”と定められていますが、実は動物病院でも登録の申請が可能です。もちろん狂犬病の予防接種も可能です。
登録がお済みのワンちゃん達には、毎年集合接種のお知らせのお葉書が届きます。

諸外国で多数の報告がある狂犬病ですが、日本では昭和33年以来発生はありません。集合接種が狂犬病の撲滅に大きな成果をあげました。
しかし、不衛生な野外での集合接種にはいくつかの問題点もあります。設備の整っていない野外では、注射後にアナフィラキシーショックが起こった場合、適切な処置を行うことはできません。

毎年、数頭の尊い命が奪われています。自己申告での健康診断後に雨天決行の野外での注射の為、危険も高まるのです。

津市内も○○年度から集合注射を廃止しました。

動物病院で狂犬病の予防接種を受けていただくには、予防接種の費用の他に再診料がかかりますが、獣医師による簡単な健康診断の後、清潔な院内で、万が一の注射後に起こるアナフィラキシーショックにも迅速に対応できる設備の整った環境で安心して予防接種を受けていただけます。

動物病院では3月2日から新年度の注射済票をお渡ししております。狂犬病の登録・予防接種は予約不要です。

猫のウイルス検査について

所要時間は約10分!院内で検査出来ます!

調べられる病気

  • 猫白血病ウイルス(FeLV)感染症
  • 猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症 ※猫エイズ

上記の病気はどちらも発症すると、そのほとんどの猫ちゃんが死に至ってしまう深刻な病気です。
FeLVならびにFIVの感染状態を判定するには、その両方を検査する事がより確実な方法とされます。

感染を知る事により、発症していなくても普段から気をつけて経過観察をし、何か変わった事があればすぐに対処してあげる事が出来ます。
同居猫ちゃんがいる場合等、感染を広めない為にもFeLV/FIVの感染を早期発見する事が重要です。
猫エイズでは仔猫の移行抗体(母(から貰ったウイルスに対抗する物質)が生後5~6ヶ月持続する為、陽性と出ても即感染しているとは限りません。

また、感染してから検査で反応が出るようになるまでに約3ヶ月かかります。
白血病の場合は感染から陽性反応が出るまでの期間は約30~45日です。

猫白血病・猫エイズ検査は、手術前の血液検査時
ワクチン接種前・アニマルドック時(オプション)などに一緒に検査される事をお勧め致します。
※予約は不要です